～Michigan Journal～＜Oct.’06 issue＞vol.17
2006年10月27日
-Halloween Returns!-
How are you doing? 皆さん、こんにちは！秋空が広がる時期になりました。本当に、今年は、冬の寒さ、初夏の大雨、真夏の猛暑と自然は厳しく我々に試練を与えてくれましたが、ようやく、秋の休暇を人間に与えてくれたようです。運動会も各地で秋晴れの中、無事行われたようで小学生のお子さんもお家の方も楽しまれた事でしょう。松川町のチャンネルYOUでも生徒さんの何人かは、しっかりその活躍ぶりが映っていて嬉しく思いました。
さて、２００６年も気づいたら、もう１０月の話しをする時期に来ています。なぜ、一年はこうも早く過ぎていくのでしょう。さて、１０月といえば、今年もハロウイーンの季節がやってきました。もう何年も当学院に通っている生徒さんにとっては、私が言わなくても｢今年のコスチュームは？」なんて考えている事と思います。去年、おととしとバットマンを中心にゲストティーチャーズがアメリカより（？）来日しましたが、今年もあっと驚くサプライズゲストが来るかもしれませんので（当日、私はいない可能性がありますが）お楽しみに。また、私の方も生徒さんのコスチュームを楽しみにしています。コスチュームはお金をかける必要はありません（かけて構いませんが）。去年のコスチュームでユニークだったのでｈ、あベストに前髪をたらして登場のゲゲゲの鬼太郎に扮した中川村のM.Hさんのコスチュームでした！手作りの「鬼太郎のおやじ」の人形を肩に乗せての登場に私も「That’s cool!(かっこいい！)」と叫んでしまいました。皆さんのアイデアコスチュームお待ちしております！ 今年のハロウイーンウイークは、１０・２５（木）～１０・３１（火）までです。では、See you all in October! Happy Halloween! :>
シリーズ：＜知っているようで知らない英会話＞
「英語が出来るって何？」
今回は、堅い話をさせて頂きます。皆さんの中には、学校の英語でかつて優秀な成績を取っていた方も多いかと思います。しかし、いざ、海外に行ったら、「空港のコーヒーショップですぐに言葉が出てこずあせった。」、あるいは仕事などで外国人と話す段階になると簡単なフレーズや単語でさえ出てこないという方も多いと思います。
私の経験から言わせていただきますと、英会話というものは、英語力が上級か初級という事より、「慣れの問題」が非常に大きいと思います。多くの日本人は、力があっても外国人と対面するだけで、それが非日常ゆえに「アガッてしまう」のだと思います。今、日本人に人気があるTOEICにしてもあくまで、あれはテストであり、あれで例え８００点以上持っていても外国人を前にして普通に話せるかは別問題なのです。実際にTOEIC高得点でうまく話せない人はいます。
私の知り合いのアメリカ在住の日本人の方で、いわゆる文法的には「日本の受験英語」的には今ひとつの英語を話す人（本人が聞いたら怒るでしょうが）がいますが、この女性は子供を大学に行くまで育てて、アメリカ社会で多くのアメリカ人の友人も持ち、立派に２０年以上アメリカに住んでいます。この人を見ていると本当に「言葉は実践あるのみ」と言いたくなります。
今、私も、英会話と同時に中学生や高校生の受験英語を教えていますが、やることはひたすら文の並び替えや書き換え、あとは難解な長文読解や英文和訳ばかりです。 要するに一番大切なスピーキングのトレーニングはほとんど行われず、｢英語がしゃべれないけど英語の成績は優秀｣という、もし英語を食べ物と例えると栄養的にバランスの取れてない人々を生み出しているのかもしれません。今、小学校英語導入の是非が問われていますが、早く始めるのが重要かどうかというより、英語を学ぶ最終目的は何か今一度良く考えてみる事が大切でしょう。そうするとなにをすべきかもわかってくるはずです。