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~Michigan Journal~<Sep.’06 issue>vol.16

2006年09月28日

-High School Baseball-
 How are you doing, folks? 皆さん、こんにちは!ミシガン国際学院の宮澤です。残暑厳しい日々が続きますが、お変わりありませんか? 8月中、いろいろな場所に行かれた方も行かれなかった方も充実した夏休みをお子様と過ごされたことと思います。
 私は、お盆ウイーク中は、4日間、信州より遥かに暑い関西地区にいました。今年は、アメリカ時代の友人が久々に一時帰国したので会いに行ったのがおもな目的でしたが、丁度、滞在中の8月13日〔日〕に甲子園で松代高校vs沖縄八重山商業の試合があったので、せっかくなので、長野県代表チームを応援しに梅田より阪神電鉄に乗って行って参りました。行きの電車は、八重山商業の応援団の人たちばかりで、「Where is 松代?」という状態でしたが、球場に行くと、白とライトブルーの松代キャップをかぶった人々がいっぱいでホッとしました。
 松代のゲームは、この日の第四試合ということで、私は第三試合の途中から松代高校側のアルプス席近くの一塁側に座りました。しかし、暑さが厳しく、甲子園名物「凍ったお茶」を買ってちょびちょび飲みながらの観戦となりましたが、熱中症になりそうな暑さ!本当に帽子を持参して正解でした。しかし、のんびり観戦している観客の私でさえ、これだけ厳しいのに、「選手たちや学生服で応援している人たちは想像を絶する大変さだろうなあ。」と改めて甲子園での生観戦するのとTV観戦する感覚の違いを体験できました。
 さて、この松代vs.八重山ですが、ただでさえ、試合開始時間が遅れた上に何と夏の夕立ち!試合が4回の松代優勢なところで中断!我々のような屋外席にいたものは、この30分間、甲子園の廊下に一時避難しました。これが、集団の熱気も手伝って凄い湿気!さすがの私もいつ再開するかわからない試合に、このまま見ずに帰ろうかと思うほどでした。しかし、スタッフの人々が巨大なフィールドにかけたカバーを外したときは、本当に長いトンネルを抜け出たような爽快感がありました。しあいのほうは、松代にとって残念な結果でしたが、松代ナインは最後の最後まで見せてくれました。思わず、「Good job!」と叫びたくなるようなすばらしい試合でした。やたら暑い松代OBの人たちとも盛り上がり、皆さん「いい試合だった!」と満足げな顔でした。
 こうしてみると「負ける」こと自体は常に悪いものではなく、このような感動を生む爽やかな負けもあるものだなあと私自身も心地よい気分に浸れました。よく小学校英語のゲームで勝ち負けにこだわりすねてしまう生徒さんがいますが、あくまで英語の学習手段の1つとして行っているので、ゲームを楽しみながら取り組むようにしてください。:〕 では、see you all in September! Enjoy your early fall! :>


          <知っているようで知らないアメリカ事情>
             「アメリカ人へのおみやげ」
 最近、アメリカ西海岸に2週間ホームステイをする女子大生の方のために「直前実践英会話講座」を行いました。その方から、「ホストファミリーに何を持って行ったらいいですか?」と質問されました。、まず、ホームステイを予定されている方に覚えていただきたいのでは、アメリカ人は、日本人が思うほど「おみやげ」を重視しないという事です。観光地に行っても、アメリカ人はお土産は買う事は買いますが、それは、あくまで自分や家族が欲しいから買うのであって、日本人のように近所の人の顔を思い浮かべながら「これとこれは誰さんの家へ!」などと考えながらギフトショップで時間を費やす光景をアメリカでは見た事がありません。アメリカ人にとって、贈り物は、誕生日のような特別な日に送るもので、どこかへ行ったから買ってこなくてはいけないという義務感は、ほとんどないといっていいでしょう。
 なので、もしホームステイなどに行く予定の人もおみやげは、どっさり持参する必要はありません。最小限で十分です。それ以上にアメリカ人は写真が好きです。彼らにとって写真を見せながら日本の話しをしてあげるほうがずっといい「おみやげに」なると思います。子供がいる家庭で確実に受けるのは日本のアニメのキャラクターグッズです。ハローキティーやピカチュー、ドラゴンボールなどは、日本人が考えている以上にアメリカでは人気があります。最近は、空港でもキティーちゃんの空港限定グッズなどは値段も手軽でかさばらないものもたくさんありますので、フライトの待ち時間に利用されてはどうでしょう。逆に避けたほうがいいのは、お菓子です。アメリカ人の味覚と日本人の味覚はかなり異なるので、非常にリスクの高いおみやげになるでしょう。あと、帰国後はメールや絵葉書、カードなどで、ホームステイ先に簡単でいいですからお礼の手紙を送る事をお忘れなく。

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