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Michigan Journal 2021~vol.63~

2021年10月09日

     〜マニュアル化が進む社会でアナログの良さを再認識〜
  今や、地方でも「いらっしゃいませ」「ご注文繰り返します」「ごゆっくりどうぞ」と無表情でマニュアル対応するバイト店員のフランチャイズ珈琲店やレストランが主流の今日。地元飯田市に、ご夫婦経営でいつも笑顔で温かく迎えてくれるこじんまりした珈琲店があります。ここの店の凄いところは、選び抜かれた本格的な珈琲豆とその味だけでなく、おしゃべりをしたいお客にご夫婦がどこまでも付き合ってくれること(採算何も考えてないと思う)。もちろん、静かに過ごしたいお客には静かにしていてくれます。私もヒマな時は、飲み終えて一時間近く、最近、読んだオススメの本のこと、英会話のこと、世界経済まで、この知的なご主人や奥様とのトークが弾むこともある。一度、20代くらいの女性の人生相談にも親身に話しを聞いている場面もあった。先日も、ご主人との白熱トークを聞いていた別の中年男性客に「いや〜、お二人の話し勉強になりました。ご主人は博学だねえ〜!!」人生で初めて単なる雑談を立ち聞きして褒められる珍事件も発生(笑)でも、明治〜昭和の初期って、こんな店って結構あったのかなぁなんて思いを馳たりもする。
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  今時、都会は勿論、田舎でもこんな珈琲店は絶滅危惧種のような存在かと思います。それゆえ、来店するお客さんは、必然的に珈琲の味にひたすらこだわる人、知的な感じの人や個性的な常連さんが多く、その固定客はそのアットホームな雰囲気に魅了され、この店をずっと贔屓にする。まさに素敵なアナログな空間。こんな隠れ家的空間があること自体が私にとっても宝であり、幸福でもあります。
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  話しが飛躍しますが(笑)今や公立の学校の授業までタブレット形式が進み、ドライ空間となるデジタル社会。そんな中、勉強においても鉛筆を使って必死に何かを覚えてみる、間違ったら消し込みで消す、そして再び書いてみる、覚える。。。本来のアナログな努力は忘れてはならないと思います。

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