Michigan Journal 2020
2020年12月30日
〜2020年「世の中大掃除」〜2021年「あけぼの」へ〜
2020年もあとわずかとなりました。今年は、新型コロナの世界中の流行で日本も例外でなく通常通りの一年を過ごすことが出来たという人は極めて少ないと思います。家庭や職場、学校の環境が激変したという方も多いと思います。今年は、年中行事のイベントなど今まで当たり前だったものが当たり前に出来なくなり、新型コロナは甚大な被害をもたらせたのは確かです。そして、年が明けたからといって第三波といわれている今もこれからも十分な警戒が必要かと思います。
また、今年は普段の習慣や行事においても多くの事で、英語でいうとhave to〜「〜しなければならない」が別にdon’t have to〜「〜しなくてもよい」という事にも気づかされた年でもありました。このウイルスもいつかは終息します。過去の世界的流行なウイルスもある波を越えると世の中のファッションと同じように知らない間に日常の一つになり、収まっていたという事が起きるようです。その終息後が大事なのです。今、多くの人は感染対策や日々の暮らしに必死で、新型コロナ終息後の事にまで見据えたビジョンなど見えていないような気がします。今回のコロナでの国の対応見ても、「公助」の面で、行政はほとんどあてにあならない事も分かりました。つまり2021年は、既存のシステムが通用しなくなり、一人一人が新しいビジョンを持って動いて変えていなかければならない年になるような気がします。来る皆さんの新年は希望に満ちたあけぼのの年になる事をお祈りいたします。今年も当サイトもご覧いただき、また、レッスンに関するお問い合わせ、ご助言をいただき誠にありがとうございました。
追伸:大混乱のアメリカ大統領選挙ですが、まだ選挙は終わってないのは、ご存知ですか?日本の主要メディアは11月3日の前後だけ大騒ぎしてバイデン次期大統領決定のムードを演出し、あとは何故だかダンマリに近い報道姿勢でいるせいか、多くの日本人の方が無知・無関心になっていますが、実は当選者は未だ決まってないのです。先ず、現職トランプ大統領本人が選挙の不正を主張する訴訟を数々出したりして敗北宣言をしていません。年明けの1月6日にワシントンDCの上下両院議会の協議会で正式に12月14日に行われた選挙人投票の箱が開けられ、ペンス副大統領により正式に投票数がカウントされ決まるわけですが、アメリカ歴史上、極めて異常な前代未聞の展開になっている大統領選挙ですから、これもすんなり進むとは限りません。上下議員から一人ずつ異議が出た場合、上下両院での議論にもなります。全く最後までわからないのです。2021年の世界は、このアメリカ大統領選挙の混乱から始まる事になりそうです。当スクールの一般英会話の上級クラスでは、こういった国際情勢や時事問題についてもバシバシ最新情報を取り入れて英語でディスカッションして参ります。ご興味のある方は是非!