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Michigan Journal 2023

2023年05月02日

「ライバルの少ない場所でトップを狙おう!〜勉強の世界のブルーオーシャン戦略!〜」

 

先日、当スクールに通う高校生の保護者の方から以下の大変嬉しいメールを頂きました。

 

地元の高校の普通科に通う生徒さんです。どちらかというと中学の頃から英語が苦手な生徒さんでした。ただ、春休み明けの新年度すぐテストがあると言うことで3月はスクールとしてもテストを意識した個別レッスンを心がけました。そして、受けたテスト結果がクラスどころか学年トップ5となったのです!本人も、今回の快挙で自信を高め、今後の進路にもポジティブな影響を与えることは間違いありません。

今回の事から学ぶこと。ライバルとの競争の少ない場所では少しの努力で大きな結果を得ることが可能と言うことです。この戦略は「ブルーオーシャン戦略」と言われるもので、ビジネスの世界では優秀な経営者は、市場調査に基づき、そのジャンルで「一人勝ち」している会社も少なくありません。この逆が「レッドオーシャン」という状態で、ライバルとの過酷な競争を勝ち抜かねば生きていけない市場を言います。

 

 

この生徒さんが仮に語学教育が全国的にも有名な私立高校に通っていたらどうだったでしょうか。とても一ヶ月の週一時間程度のレッスン指導と学習では学年のトップ5などは夢のまた夢だったはずです。実は、このブルーオーシャン戦略が功を奏したのは今回2度目です。以前も、工業高校の定時制に通う生徒さんに「周りが勉強する雰囲気でないなら不満を言うより、そんな連中は無視して、一人だけ、とにかく英語だけでも良いからトップクラスを狙ってみよう。他の連中は勉強してないから思っている以上に簡単なはずだ。」と促し指導したところ、彼だけクラスで飛び抜けて90点台を獲得、それが引き金になったかのように、最後は良い成績で卒業、彼は今、大手自動車メーカーの技術者で活躍しています。

私からすると、今みたいな大学入学にも従来の入学試験以外にもいろんな方法がある時代、いわゆる進学校の中で弱肉強食の争いをして中間かそれ以下の成績でもがいているより、進学校でない、つまり勉強の競争の激しくない学校でトップを狙って学校推薦などをもらって進学や就職するのも賢明な考えではないかと思えるようになっています。もし、皆さんの中で万が一、今いる学校が進路を考える上で偏差値的やその他の理由で不本意な形で入学してしまった場合、発想を変えて、逆にこの「ブルーオーシャン戦略」的視点を思い浮かべてみて下さい。勉強の競争の激しい学校よりずっとストレスフリーで少しの努力で上へ行けることに気付くはずです。ただ、多くの人がそういう勉強熱の低い環境では、その「逆説的な有利性」に気づいてないだけなのです。

 

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