Michigan Journal vol.54 < 2020>
2020年02月16日
〜今、なぜ小学生で英検合格を目指すのか?〜
最近、当スクールでは、小学生向けレッスンに対して従来のコミュニケーション英語中心のキッズ英語レッスンに加えて、がっちりと資格として形に残す英検指導中心のレッスンの需要が増えています。経済の状況も不安定で、親御さんの方も様々ある習い事にもどの程度、投資していいか悩むところかと思います。英語という学びごとは、「楽しく」取り組んでくれるのはいいのですが、音楽やスポーツと違って賞や大会実績が残せるコンクールや大会といったものも極めて稀です。なので「英語はできればいいのはわかるけど、どのくらい身についたかわからない」と漠然とした不安を私自身、時折、相談される場合もあります。その観点からすると「英検」というのは実に気楽に受験でき、はっきりとした形に出て、しかも「資格」として一生の財産になるものです。
現在、少子化の影響で有名私立校などは生徒獲得のため、様々な特待生や給付金を用意しています。受験時に英検合格者である生徒の入学金が免除になったり、給付金が出る有名私立校が急増しています。東京にある淑徳SC中学は、受験時に英検の5級合格者には入学金免除、実践女子中学は2年生までに2級合格の場合、語学研修給付金として20万円給付、神戸山手女子中学は英検3級取得者に学習支援金51万円給付、札幌山の手高校は準2級合格者に15万円の支給など。少しの努力で合格可能な英検こそ、親御さんの家計を助け、子供は自信がつきます。高価な楽器や器具やユニフォームもいらず、部活動のような多大な時間と労力を費やす必要も無い「英語は家計を助ける一番手軽で見返りも大きい習い事」と言えます。