Michigan Journal vol. 46
2015年05月04日
「愛校心って。。。」 ~ I love my school, Michigan State! ~
4月も終わり5月に入っています。新入生や新社会人の皆さん、もう新しい学校や職場には慣れましたか?よく新しい環境に慣れずにいわゆる「5月病」にかかる人が報告されますが、どんな良い環境でも新しい場所には最初戸惑いや不安を感じるもの。そういう私も新しい環境が苦手で日本、アメリカの大学時代は以前の環境が懐かしくなり本当に気分の落ち込みや不安を感じたものです。でも、「住めば都」と言います。それは一時的な自然な気持ち。時間を重ねるうちに知り合いや友人も増えて心地よい空間になっていきます。
卒業後、そんな当初馴染めなかった学校も「母校」となり、いつまでたっても愛する対象になります。よく自分の母校が野球などのスポーツで全国大会に出て自発的に寄付金を出したくなるのがその気持ちでしょう。また、同窓会行けば昨日の事のように旧友と溶け込んだり、初対面の人でも同じ学校とわかると旧知の仲のように盛り上がるのも母校への愛があるからだと思います。
私など、太平洋を離れた米国の大学、ミシガン州立大学が母校ですが、もう卒業して15年も経つのに母校の同窓会は毎年主席しているし、主要スポーツの成績も追ってますし、自分の学部・教育学部のアカデミックな活動も気になります。今年は我が校のバスケットボールは全米大学バスケットボールトーナメントで最後の4強まで残る大活躍、また卒業した教育学部の教育心理学科も全米の大学アカデミックランキングで第4位にと本当に母校の躍進ぶりは自分の事のように嬉しいです。
皆さんも自分の出た学校というのは、このように周りに強制される事なく自然に愛校心が芽生えるものです。どうか新入生の皆さんには「素晴らしい学校を卒業出来た」と誇りを持てるように、これから何年間の貴重な期間を勉学にクラブ活動に頑張って頂きたいと思います。